~我が家のピーターラビットの物語~
『ピーターラビット』は、イギリスの湖水地方の物語。
ですが、ノルマンディーの我が家にも、ピーターと仲間たちがたくさんいます。
ユニークで、好奇心旺盛で、ちょっぴりいたずらっ子な野ウサギたち。
このリアルなピーターラビットたちは、畑の野菜を食べたり、大事に育てている薔薇やチューリップをかじったり(涙)
だけど、この小さな生き物に家族ができ、家族揃って草を食む姿は、なぜか憎めません。
そんな彼らは、我が家の動物たちとも仲良し。
美味しい草を求めて、庭中走り回っています。
さて、そんな彼らとしばしお別れして、ヌーヴェル・アキテーヌの家に戻ったのは5月末。
庭では、すでにラベンダーが咲きはじめ、薔薇はピークを少し過ぎていました。
毎年、この時期は、薔薇の手入れをしながら、花びらを集めるのが恒例です。
これは、1年を通じて薔薇を楽しむための小さな準備。
生の花びらは、すぐに芳香蒸留水や化粧水、コンフィチュールなどに生まれ変わります。
ドライ用は、花びらをさっと洗って水気をとったら、風とおしのいい場所で乾燥させ、ガラス瓶にストックしていきます。
こうしておくと、薔薇のない時期でも、部屋のインテリアや芳香に一役買ったり、コスメや石鹸作り、パンや料理にも利用できたりします。
薔薇の香りは、心が華やかになる魔法の香り。
みなさんも無農薬の薔薇が手に入ったら、何か作ってみませんか?
アイデア次第で、普段の暮らしがちょっと楽しくなりますよ。
Salon RustiqueのHPやWEB雑誌2021年夏号(近日発売)では、薔薇を使ったアイデアを紹介しています。
よかったらご覧くださいね。
我が家のピーターラビットたちも、この薔薇の香りを楽しめれば、きっと新芽をかじらないと思うのですが。
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